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2018年2月10日 / 最終更新日 : 2019年8月26日 wakako └ PowerPoint

[PPT2016] PowerPoint2016新機能：初期フォントが「MS Pゴシック」から「游ゴシック」に変わった

こんにちは、奥秋和歌子です。
早速ですが、PowerPoint2016で大きく変わったことの1つ、初期フォントからご紹介していきましょう。

Officeといえば、これまで標準フォントはずーーーーっとMS Pゴシックでした。
（Macと比べて、「ちょっとセンス的に。。」と言われていたのにもこのフォントの要素が大きかったように思います）

今回 2016になって、PowerPointは一つ新しいステージに移りました！

PowerPoint2016では、「新しいプレゼンテーション」で作られるファイルの初期フォントが「游ゴシック」になりました。

游ゴシックは、ちょっと細めのすっきりフォントです。
下記は游ゴシックのフォントファイルの画面ショットですが、こちらで見るより実際のPCで見ていただくほうがきれいかな～と思います。

Windows初期設定で、下記4つのフォントがインストールされています。

PowerPoint2016の初期テンプレート（新しいプレゼンテーションで呼び出されるもの）では、タイトルに「游ゴシック Light」　本文に「游ゴシック」が適用されています。

これまで資料作成パーソンたちを悩ませてきた「WinとMacでいろいろ変わっちゃうんですよ」問題。
いろいろ変わっちゃうものの1つがフォントでした。

MS P ゴシック＝Microsoft のプロポーショナルゴシックフォント　であり、Macにはありませんでした。

※プロポーショナルフォントとは、文字ごとに文字の幅が異なるフォントのこと。
例えば、Iやlなどの細い文字は、AやBなどの幅広い文字と表示を調整してくれます。

ヒラギノ角ゴなどのヒラギノ系は、Mac OSで使われていますが、Windowsではお金を出して買わないと使えませんでした。

しかし！この游ゴシックはMacでもダウンロードができるということで、若干表示の印象はことなりますが、「フォント変になる問題」はかなり解消できそうです。

職場などでWindowsとMacが混在していて、資料のやりとりが頻繁に行われるような環境であれば、游ゴシックを両方の共通フォントとして採用されるのも一つの手段になるかと思います。

※ただし、WindowsとMacで「改行位置」や「図形などの表示」がずれる問題は、フォントだけの問題とは言い切れません。游ゴシックにしたからといって、これらの問題が100％解決できるものではありません・・・

そんなすっきりとした「游ゴシック体」ですが、（これまでのもののほうがいいな・・・・）という方も当然いらっしゃるでしょう。

パワポ資料を作るときには、フォントを変更することが可能です。
やっぱり創英角ゴシックやメイリオがいいな！という方は、一括置換などを使ってみてもよいかなと思います。

参考：資料のフォントを一括置換する方法｜ PresenStation
http://www.presenstation.com/blog/presen/2605

PowerPoint2016の大きく変わった点は、フォント以外にも

などがあります。

次回は、グラフパターンについてご紹介します。

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